粉末の酸素系漂白剤は色々なお手入れや掃除に使うことができる万能洗剤として人気があります。
使い勝手のよさから、私も粉末の酸素系漂白剤を使うのが大好きです。
このブログでは、これより先の文章で「粉末の酸素系漂白剤」を「酸素系漂白剤」と書いています。
粉末と書かれていなくても、粉末の酸素系漂白剤のことなんだと理解してください。
補足までに、酸素系漂白剤は粉末と液体で使い方などが違うので注意が必要です。
酸素系漂白剤はどのように保存していますか!?
ズボラな私は、基本的に買ってきた容器や袋のまま保存しています。
移し替えてオシャレに魅せて…とかは面倒なのでやっていません。
意外にも、酸素系漂白剤は保存方法が重要だと知っていますか!?
間違った方法で保存してしまうと、ちょっと危険なこともあるので、酸素系漂白剤の本来の力を引き出せるように、正しい方法で保存するのがおすすめです。
この記事で分かること
・粉末の酸素系漂白剤
・保存方法
ドラミママからのお知らせ
この記事はあくまでも私個人の体験や感覚、感じたことをもとに書いています。
ここに書かれていることが全てではないのでご注意くださいね。
「そうなんだ!」
「なるほどね!」
そう思っていただけるといいなと思っています。
私の体験が誰かの助けになれば嬉しいです。
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保存する前に知っておきたい!酸素系漂白剤の性質
酸素系漂白剤は成分である過炭酸ナトリウムを水で溶かすことで、酸素を発生させ、この酸素の力で汚れを分解します。
過炭酸ナトリウムと水が化学反応を起こすことで、シミや汚れなどを分解する働きが生まれます。
酸素系漂白剤の保存に適した環境とは?
- 買ってきたままの容器や袋のまま保存する
- 直射日光を避ける
- 高温多湿を避ける
- 水がかからない場所におく
- 子どもの手の届かない場所におく
酸素系漂白剤は保存する方法が重要なので、もう少し詳しく説明します。
買ってきたままの容器や袋のまま保存する
酸素系漂白剤を保存する容器は、理想なのは買ってきたままの容器や袋に入っている状態で保存することです。
密閉できる容器などに移し替えるのは、危険なのでやらないように注意喚起されています。
酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムと水が化学反応を起こし酸素を発生させるとお伝えしましたが、実は水と混ぜていない状態でも、ほんの少しずつですが酸素が発生しています。
つまり、密閉できる容器などに入れてしまうと、発生した酸素が少しずつ容器を膨らませてしまい、容器が破損し、破片等でケガをする恐れがあります。
密閉できる容器での保存は、危険なのでやめてください。
酸素系漂白剤は他の容器への移し替えは控えるようにパッケージに案内があるものもあるので、確認してみてくださいね。
買ってきたままの容器や袋がいい理由
酸素系漂白剤を買ってきたら、パッケージの表示を見てみると、次のような案内が書かれていることがあります。
- 袋の膨張を防ぐため、空気抜きの穴を開けています。
- 本品は酸素が発生するため、破損防止の穴をあけております。
袋に入って売られている酸素系漂白剤は、膨張を防ぐための空気穴が開けられています。
正直、見た目には全く分かりません。
容器に入って売られているものは、密閉できない容器になっており、膨張を防いでくれる容器のつくりになっています。
オシャレな容器や密閉できる容器などに、移し替えて使いたくなりますが、酸素系漂白剤は売られている袋や容器のまま保管するのが一番安全でおすすめです。
大容量の酸素系漂白剤を買ったときは、コンパクトな容器タイプの酸素系漂白剤も一緒に買って、容器タイプに詰め替えて使うのがおすすめです。
容器に入って売られている酸素系漂白剤は、密閉できない容器になっているので、詰め替えて使いたい場合にピッタリです。
本体ボトルと詰め替えが売られているものもあります。
探してみてくださいね!!
酸素系漂白剤を保存するのに適しているもの
- 買っててきたままの袋や容器のまま保存する
- 酸素系漂白剤のコンパクトな容器タイプを買い、詰め替える
- おしゃれな容器などに詰め替えたいときは、密閉できない容器にする
水のかからない場所におく
酸素系漂白剤は水と混ぜることで汚れを分解するパワーが発揮されるので、容器や袋に入っているとはいえ、水のかからない場所におきましょう。
お風呂場やシンク回りなど、水はねが飛びそうな場所にはおかないように注意してください。
子どもの手の届かない場所におく
子どもの手の届かない場所においておくのが安全です。
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤ほど強力で危険なものではないですが、子どもが間違って遊んでしまっては危険です。
酸素系漂白剤を溶かした水が肌についてしまったら、肌の油分を奪い、肌を炎症させたりトラブルの原因となる可能性があります。
ちょっと目を離したすきに…ということがないように、酸素系漂白剤は子どもの手の届かない場所におきましょう。
実際のパッケージを確認しよう
私の家にある酸素系漂白剤のパッケージの写真を撮りました。
多少、ピンボケしているのは、気にしないでください。
相変わらずカメラのセンスはゼロです(笑)全く成長しません。
ちょっと見にくいので、書かれていることはこのようなことです。
- 袋の膨張を防ぐため、空気抜きの穴を開けています。
- 他の容器につめかえないでください。
- 本剤と湯をまぜた溶液は、長時間放置せず使い切ってください。
- 破損防止の穴をあけております。
酸素系漂白剤は水に混ぜた状態で保存できるの!?
酸素系漂白剤は水で溶かして使うものですが、毎回水で溶かすのは面倒と思ったことはありません!?
酸素系漂白剤を水で溶かしたものを保存しておけばいいのでは!!と考えていませんか!?
実はこれNGです。
酸素系漂白剤は水と混ぜた状態でおいておくことはできません!!
酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムと水が化学反応を起こすことで、汚れを分解するパワーが発揮されますが、この分解するパワーはいつまでも続くわけではありません。
酸素系漂白剤と40度から50度くらいのぬるま湯と混ぜた状態で、長くても6時間以内とされています。
6時間を超えると分解するパワーがなくなってしまい、汚れが落ちにくくなります。
ちょっと手間かもしれませんが、酸素系漂白剤はお手入れや掃除をするときに、水と溶かして使うようにしてください。
酸素系漂白剤がかたまる!?
酸素系漂白剤がいつのまにかかたまりができていた!!そんな経験はありませんか!?
酸素系漂白剤にかたまりができていても、製品としては問題なく使うことができます。
基本的には、漂白効果に違いはないとされています。
上の写真を見てもらうと分かりますが、オキシクリーンのボトルに注意として書かれています。
酸素系漂白剤を保存するときには、直射日光や高温多湿の場所をさけて保存してくださいね。
よくある質問
- Q酸素系漂白剤と他の洗剤を混ぜて保存しても大丈夫なのか!?
- A
他の洗剤と一緒に混ぜることで、化学反応が起こる可能性があり、危険です。
酸素系漂白剤を保存するときは、水や他の洗剤が入らないようにしましょう。
- Q酸素系漂白剤の使用期間はありますか!?
- A
酸素系漂白剤のパッケージを見てもらうと分かりますが、ほとんどのものに使用期間はかかれていません。
シャボン玉の酸素系漂白剤には、「使用期限」が書かれています。
[ 使用期限 ] 未開封の状態で3年。開封したら1年以内にご使用ください。
引用:シャボン玉の酸素系漂白剤より
他のパッケージをいくつか確認しましたが、使用期限が書かれているものは見当たりません。
それほど使用期限については気にする必要はないと思いますが、開封したら1年ほどで使いきるのが理想かもしれません。
おすすめのコンパクトな酸素系漂白剤
大容量の酸素系漂白剤もいいですが、置き場所に困る場合や使い勝手のよさで選ぶなら、コンパクトな容器に入っている酸素系漂白剤がおすすめです。
私もオキシクリーンのボトルタイプが2本ありますが、キャップで量をはかることができ、便利なので気に入っています。
パックス 酸素系漂白剤 430g
ボトルタイプは置き場所に困ることがなく、使い勝手がいいところがおすすめです。
パックスのレトロな感じの容器がいいと人気があります。
Amazonにて571円(税込)で販売(2024年4月23日現在)
オキシウォッシュ 酸素系漂白剤 680g
ボトルキャップで量をはかることができる優れものです。
Amazonにて534円(税込)で販売(2024年4月23日現在)
ライオンケミカル 酸素系漂白剤 500g
ボトルキャップで量をはかることができる優れものです。
Amazonにて922円(税込)で販売(2024年4月23日現在)
まとめ
- 酸素系漂白剤は、粉末の状態でも微量の酸素が発生している
- 密閉できる容器には絶対に詰め替えない
- 買ってきたままの袋や容器のまま保存するのがおすすめ
- 詰め替えるなら、コンパクトな容器の酸素系漂白剤か、密閉できない容器にする
酸素系漂白剤は白物の衣類の漂白はもちろん、色柄物やキッチン周りの掃除など、幅広い用途で活躍する便利なアイテムです。
しかし、保存方法を間違えてしまうと危険という落とし穴があるので注意が必要です。
酸素系漂白剤は、買ってきたときの容器や袋に入れたまま保存するようにしましょう。
密閉できる容器などに入れ替えてしまうと、微量の酸素の発生により容器が膨張して壊れてしまう可能性があります。
酸素系漂白剤を安全に使うためにも、密閉できる容器などへの移し替えはしないように注意しましょう。
酸素系漂白剤を効果的に、安全に使うために、正しい知識を持っておくのが大切です。
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