私が愛用しているダイニチの加湿器は、気化フィルターの掃除をこまめにしないと汚れがこびりついてしまったり、嫌な匂いがするようになってしまいます。


私は気化フィルターの掃除を5日で1度くらいのペースで掃除するようにしています。
ダイニチの公式サイトを見ると、気化フィルターの洗浄方法として、
- クエン酸を利用する方法
- 重曹を利用する方法
この2種類のやり方が紹介されています。
私はどちらの方法も試してみましたが、気化フィルターの汚れ落ちはイマイチに感じました。
そこで、普段から愛用している酸素系漂白剤を使ってつけおき洗い(オキシ浸け)をしてみました。
すると、今までよりも汚れが落ちて匂いもスッキリしていました。
それからは私は酸素系漂白剤を使って気化フィルターのつけおき洗いをするようにしています。

気化フィルターのつけおき洗いとして、酸素系漂白剤の使用は推奨されていませんが、もし気化フィルターの汚れや匂いが気になるなら一度試してみてくださいね。
一応、ダイニチとしては推奨されている方法ではないので自己責任でお願いしますね。
私は、気化フィルターのつけおき洗いをする時には、酸素系漂白剤を使っていますが今のところ特に問題はありません。
私が普段やっている気化フィルターのつけおき洗いのやり方をまとめました。
加湿器の気化フィルターの汚れや匂いが気になるという人は、試してみてくださいね。
加湿器の気化フィルター

加湿器には色々な種類があり、ダイニチの加湿器はハイブリット式タイプなので、気化フィルターを使って空気を加湿します。
気化フィルターが水を吸い上げている状態で、気化フィルターに温かい風を送ることで湿った空気を放出してくれます。

気化式タイプの加湿器はファンの風が気化フィルターに送られることで、加湿した空気が放出される仕組みになっています。
ハイブリット式の加湿器はファンが送ってくれる風が温かい風であるところが、気化式タイプの加湿器との違いです。
ハイブリット式の加湿器はファンが送ってくれる風は温かいのですが、加湿器から出てくる空気が温かいというわけではありません。

加湿器の種類によって、どのような仕組みで加湿されるのかが違うので、加湿器を買う前にはしっかりと確認して、どういった加湿器が欲しいのかをよく考えてから買うのがおすすめですよ。
気化フィルターは汚れやすい!?
気化フィルターはずーっと水に濡れている状態なので、水の汚れや水垢などがつきやすい状態です。
気化フィルターが汚れている状態のままで使い続けていると水臭いにおいがしたり、嫌な匂いがするようになってしまいます。
気化フィルターの掃除をしない状態で使い続けると、汚れや嫌な匂いだけではなく、雑菌などがたたまってしまいます。
気化フィルターに雑菌が繁殖した状態で加湿器を使い続けることで、加湿された空気と一緒に雑菌が空気中に放出されてしまい、私たちが吸い込んでしまいます。
汚れた空気や雑菌を私たちが吸い込んでしまうことで、体調不良などが起こってしまうことがあります。
加湿器に繁殖した菌による体調不良などはニュースなどでも取り上げられて問題になっています。
加湿器が原因とみられる、レジオネラ菌による肺炎の発症で亡くなるケースも出ています。2017年12月から2018年1月にかけて、大分県の高齢者施設で入所者など3人がレジオネラ菌による肺炎を発症し、このうち1人が亡くなりました。入所者の部屋にあった加湿器からレジオネラ菌が検出されました。厚生労働省はこれらの事態を受けて、加湿器の衛生管理を徹底するよう関係機関に告示しています。
引用元:NHK News Up https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012893861000.html
加湿器の気化フィルターのお手入れだけではなく、どんなタイプの加湿器もしっかりとお手入れを行ってくださいね。

私は気化フィルターと容器はこまめにお手入れするようにしていますが、気化フィルターは汚れやすいので早めのお手入れがおすすめですよ。
気化フィルターが入っている容器もこまめに洗うのを忘れないようにしてくださいね。

気化フィルターが入っている容器の水はできれば毎日捨てて、サッと洗うのがおすすめです。
加湿器を使っている間はいいのですが、外出時など加湿器を使っていない時間や、夜寝ている間など使っていない加湿器などは、そのまま放置するのではなく気化フィルターが入っている容器の水を捨てて綺麗にしておくのがおすすめです。
気化フィルターが入っている容器の水はそのまま放置されることで水が腐りやすく、嫌な匂いの原因になったり、菌が繁殖しやすい状態になってしまうので注意してくださいね。
気化フィルターの洗浄方法

気化フィルターの洗浄方法はダイニチのサイトにありますが、基本的な洗浄方法としてクエン酸を使ったつけ置き方法が紹介されています。
気化フィルターの匂いが気になる場合には、重曹を使ってつけ置き洗いするように紹介されています。
どちらの方法もダイニチのサイトに紹介されているので、気になったらチェックしてみてくださいね!

私もクエン酸を使ってつけ置き洗いをしたり、重曹を使ってつけ置き洗いをしてみましたが、おもったほど汚れは落ちませんでした。
そこで、私がつけ置き洗いをする時に愛用している酸素系漂白剤を使ってみることにしました。
「オキシ浸け」という言葉を聞いたことはありませんか!?
気化フィルターをオキシ浸けしてみました!!
すると、思っていた以上に汚れが落ちてくれて、水臭いにおいもなくなり綺麗になりました。
それからは、気化フィルターの洗浄にはオキシ浸けをするようにしています。

汚れ落ちも一番よくて、匂い対策もしっかりとできるので私は気化フィルターの洗浄にはオキシ浸けがお気に入りです。
気化フィルターのオキシ浸け

気化フィルターを酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをします。
酸素系漂白剤を使うことで、汚れ落ちがよくなり、嫌な匂いもなくなりスッキリします。
オキシ浸けのやり方
用意するもの
- 気化フィルター
- 気化フィルターが入るサイズの容器
- 40度~60度くらいのお湯 2Lくらい
- 酸素系漂白剤 20gくらい

お湯の量は気化フィルターがしっかりとつかる量が必要になるので、使う容器によって量が変わると思います。必要な量のお湯を用意してくださいね。お湯の量に合わせて酸素系漂白剤の量もかえてくださいね。
酸素系漂白剤の量はあくまでも普段私がつけ置き洗いをする時に、お湯に対して使っている量です。参考にしてくださいね。
やり方
- 容器に酸素系漂白剤を入れる
- そこでお湯を入れて酸素系漂白剤を溶かす
- 気化フィルターを入れる
- 2時間ほど放置
- 気化フィルターを取り出ししっかりと水で洗う
気化フィルターのつけ置きが終わったら、気化フィルターはしっかりと水で洗い流してください。
できれば最後は流水で2分ほど洗い流すのがおすすめです。

流水で洗い流すことは、ダイニチのサイトのクエン酸を使った洗浄方法でも紹介されているので、同じようにしっかりと洗い流してくださいね。
加湿器の気化フィルターの交換の目安

ダイニチのサイトを確認してもらうと分かりますが、加湿器の気化フィルターの交換の目安が記載されています。
- 1シーズンを6ヶ月として
- 1日8時間使用したとして
- 水道水の硬度が50mg/L
この条件の場合だと、気化フィルターを最大で5シーズン使用できると紹介されています。
私の家の加湿器の使用状況ですが、1日8時間以上使用しているので、1日の使用時間は余裕でオーバーしています。
水道水の硬度は測ったことがないので分かりません(笑)
私の家の加湿器は2台ありますが、1日18時間ほど使っているものと、12時間ほど使っているものがあります。

使用時間を考えてみましたが、どちらの加湿器も毎日よく使っていますね(笑)
条件の目安にあてはめるのは少し難しく、気化フィルターはどうしても汚れやすいので、私の家の加湿器の気化フィルターは1シーズンごとに交換するようにしています。
条件の目安はあくまでも目安なので、気化フィルターの汚れがあまりにもひどくなってきた場合などは早めに交換するのがおすすめです。
気化フィルターの状態によっても、
- 加湿量の違い
- 菌が繁殖しやすくなる
- 汚れが落ちにくくなる
- 嫌な匂いが発生しやすくなる
こういった条件が違ってくるので、できるだけ綺麗な状態の気化フィルターを使うのがおすすめです。
ダイニチの加湿器は種類によって気化フィルターのサイズが違うので、自分が使っている加湿器の型番から必要な気化フィルターの型番を調べてくださいね。
こちらのサイトでダイニチの加湿器の型番から必要な部品などの検索ができるようになっています。
もちろん気化フィルターの型番も調べることができるので、分からない時は調べてから交換用の気化フィルターを買うようにしてくださいね!
まとめ

加湿器の気化フィルターの洗浄にはオキシ浸け(酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗い)が私はお気に入りです。
汚れ落ちがよく、匂いもなくなりスッキリするので、気化フィルターのお手入れとして酸素系漂白剤を使っています。
使っている加湿器の気化フィルターの汚れや匂いが気になる時は一度、酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いを試してみるのはいかがですか!?
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